1954-12-06 第20回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
まあこれに対しまして私どもとしましては、本国会におきましても、国費極めて多端の折からでございますが、警察費につきましてはその算定に或る程度の過小見積りがあつたということを卒直に認めまして、今回の補正予算におきまして、他の経費は殆んど既定経費の節約等によつて支弁いたしておるのでございますが、この警察費の不足に関しまする限り、法人税の自然増収に対しまして一定の比率、即ち国会ですでにおきめになりました一九
まあこれに対しまして私どもとしましては、本国会におきましても、国費極めて多端の折からでございますが、警察費につきましてはその算定に或る程度の過小見積りがあつたということを卒直に認めまして、今回の補正予算におきまして、他の経費は殆んど既定経費の節約等によつて支弁いたしておるのでございますが、この警察費の不足に関しまする限り、法人税の自然増収に対しまして一定の比率、即ち国会ですでにおきめになりました一九
○説明員(正示啓次郎君) これはたしか前の国会の予算委員会でも同じような御質問がございまして、お答えをいたしたと思うのでありますが、あの計画はとうとう実現を見なかつたのでありますが、あのときにも申上げましたように、総理府関係の、総理大臣の経費は総理府関係で出すわけでありますが、その他関係の方々で各省所管の外国旅費等によつて支弁いたしますということを前に申上げたことは御記憶でございましようと思います。
併しその場合におきましても重なつた費目につきましては、教育扶助の費目のうちで、この就学奨励法によつて支弁された部分につきましては除外される、かように考える次第であります。
○徳安委員 どうもそういう点について私どもは納得し得ない点がありますので、私どもはやはりこういう制度があるという点から考えますならば、やはりこの特別集荷奨励金は農協単位にやるべきものであつて、そうしてそういう上級団体はこうした別な奨励金を六千万円もらつているのでありますから、事務の負担をそれによつて支弁すべきだというふうなぐあいに考えるわけですが、これは考え違いだとすれば、しかたありません。
また先ほど例にあげられました母子手帳の問題でございますが、母子手帳の問題のごときは、なるほど国の方では補助金整理の結果整理せられましたけれども、そのために必要なる財源は、地方の交付税の方で計上いたしまして、地方がそれによつて支弁できる建前になつております。また別途例におあげになりました教科書の問題につきましては、なるほど仰せのごとき事態が起ることはごもつともに存じます。
この大学の発展のためには、国会の公平な審議によつて最大の守りが必要であるのでございますが、元来国立大学は、文部省の所轄するところであり、その経費はすべて国家の財政によつて支弁されるべきはずであるにもかかわりませず、地方の大学においてはその施設設備は勿論、経営的な費用さえも、やむを得ず地方の貧弱な財政の中から援助してもらわなければならないような状態にあり、地方の大学は学長乃至一部有力教授、事務官等と、
と規定しておりますが、この町村の支弁費用、あるいは事業主の支弁観相というのは、事業主が任意に基準をつくつて支弁してもよろしい、町村も任意にこの基準をつくつて低目に費用を負担してもよろしい、こう解釈してよろしいかどうか、こういう点であります。
将来これらの人件費のやり繰りが、欠員等によりまして或いは余裕が出るという段階、見通しが付けば考えられますが、現在のところではやり繰りによつて支弁することは困難であると考えております。
それらの分を合ぜまして三十億になるわけでありますが、そのほかに地方の分、これは御承知の義務教育費の半額を負担するという建前をとつておりまするし、その他の職員につきましては、地方の自主財源によつて支弁し、残りを平衡交付金によつて見ておりますが、その二つを合せまして五十二億ほどになります。先ほどの三十億と合せて八十二億というのが給与改訂の分でございます。
そうして今度流失したのが一戸で、倒壊したものが十二戸で、半倒壊のものが二十三戸で、これに対する全復旧費の中の九割三分というものを国庫借入れによつて支弁し、そうして十二分の復旧のための救済を行おうとしておるが、このことは他の事業家に対して済まないと思われないか。炭鉱業者のためには十二分の措置を講じて、他の業者に対しては全然何らの救済を行おうとしない。
○山縣国務大臣 それでは先般庄司委員から、冷害地における、ことに山間僻地における結核患者に対する国庫負担による治療費の支弁、この問題について御質問がございましたから御答弁を申し上げますが、この結核患者に対する、ことに生活の困窮者等に対する治療費につきましては、社会保険確保、ことに結核予防法等による公費負担制度によつて支弁をいたしております。
而してこの種事業から生ずる利益は現代市民のみならず、後代市民も又享受するのでありますから、この事業に要する経費は、単に現代市民の負担する租税のみを以て支弁すべきでなく、後代市民も又質、担する公債財源によつて支弁せらるべきであります。然るに地方起債が十分に認められざる関係から、租税等一般財源を以て充当することとなり、ここに市財政の運用が困難となるのであります。
ただ併しながら健康保険と違いまする点は、先ず第一に先ほど申上げました保険福祉施設、これは他の保険の何で申しますると、当然これは保険料を以つて支弁をするというような建前になつておるものであります。この保険につきましては初年度三千八百万円を全額一般会計からの補助をもらうことにいたしてございます。
かくいたしまして次の表でございますが、歳入が千百四十五億ばかり、歳出が千四百十七億で、差引二百七十二億ほど歳出超過に相なるのでありますが、この歳出超過額は国庫余裕金と大蔵省証券の発行によつて支弁するということで、関係予算を提出いたしたのであります。実際問題といたしまして大蔵省証券は百億を予定いたしましたが、前年度の剰余金の手持ち等によりまして発行するに至つておりません。
従つて支弁義務の根拠が自治法とこの二十四項と違つてはおりますけれども、その実態の内容におきましては、今までと二十八年の今後とにおきましてはかわりはない。要するに財源措置という面から申しますと、これは市町村にそれだけの負担を今後課して参りましても、それだけの財政需要というものを見込んでおるわけでございますから、特にかわりはないというふうに考える次第であります。
公共事業は積極的な地方開発の事業でありますから、地方債によつて支弁されても差支えないということは確かに言えるのでありますけれども、公共事業の三分の一は連年災害復旧のためであります。
なお日本側の提供した在日合衆国軍交付金によつて支弁した経費につきましては、一件ごとの支出書類の写しをすべて六月末までに日本側に送付しているのであります。それで只今仰せのような、アメリカの支出官の手許に朝鮮に出兵した軍の金までがまぜこぜにされて日本の金が使われているということはございません。
私は日本の市政の歴史の上におきまして、府県におきましては、知事或いは部長その他の上級の府県の役人というものが官吏であつた時代もありまするけれども、市役所の市政に従事いたしまするところの公務員が、吏員が、国によつて支弁されるところの官吏であつた例を不幸にして私は知らないのであります。
さようなわけでありますから、今年度は従来の負担区分によつて支弁するわけであります。国家地方警察の二百二十億、この区分は本年度はかえませんから、これでやつて行ける、かような説明を申し上げる次第でございます。
○河野(一)政府委員 経過規定におきまして、そういう経費を国が負担するという法律規定を置くことによつて支弁できると考えております。